クライストチャーチの街並みはとても美しいですね。
花の町と呼ばれるくらい町全体が公園のように
美しいのですが、私が好きだったのはエイボン川沿い
の並木でした。
エイボン川の並木は大きな柳が多かったのですが
場所によってはなぜか栃の木が植わっていました。
この栃の木、秋になるといっぱい実をつけるのですが
この実はちょっとやそっとで食べられるシロモノでは
ありません。だからだれも拾わないので、路上で
車にひかれ、汚らしくつぶれてしまいます。
なぜ、この栃の木が植わっているのか?ナゾでした。
さて、娘の学校の近くの歩道にはプラムの木が
街路樹として植わっていました。
このプラム、夏になると大量の実をつけます。
ところがプラムなどめずらしくないのか誰も
取りません。するとどうなるか?これもまた
大量に路上に落ちて本当にベタベタと汚らしく
なるのです。なんで街路樹にプラム?ナゾです。
ある日、娘と私はこのプラムを取って食べて
みることにしました。だれも食べませんが
鳥は食べているので、どうやら毒ではないようです。
そしてそのお味は・・・・・
はい、確かにプラムでした。でも苦労して取ってまで
食べるようなものではありませんでしたね。
甘くも酸っぱくもない、あまり味のないというのでしょうか。
でもときどきおいしい木があるので、その木の実だけ
集中して取ることにしました。
娘と2人、この木はおいしい、この木はダメと
4、5メートルごとに延々と続くプラム並木を
袋を持って歩いていると、どこからか娘よりも
少し上くらいの女の子が出てきて言いました。
「こっちへ来て!おいしい木があるよ。特別な木!」
そこで私たちは彼女について行き、彼女の教えて
くれた木の実を取って食べてみました。
すると、確かにおいしいのです!それまで食べた実の
中で、一番甘くて酸っぱくて、しっかりとした味が
ありました。私たちはもうその木に集中することにして
袋いっぱいにプラムの実を取りました。
その後、何日もおやつはプラムということになりましたが
なんとものどかで平和な暮らしでしたね。
2007年07月05日
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